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昔日和-他愛もないこと-

思ったことや過去にあったことを、だらだらと書いてあります。どちらかというと、楽しいことではないです。近頃は精神安定のための、愚痴の捌け口になっております。

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口角をあげて

「あんたたちは、何にもしてくれない。」
父が電話でそう言った。
何にもしてくれないってなに?
未だ自分でやろうとしないところに、腹が立った。
が、だんだん怒るのもあほらしくなった。

どこへ行ってどう相談するのか、常にアドバイスをしてきた。
なのに、何一つやろうとしない。
そして、
「あんたたちは、何もしてくれない。」
だ。

仕方が無く、相談窓口の電話番号を調べ、
ここに電話しろと、メモを渡した。

母は認知症だ。
話すと普通だが、物忘れが激しく、おしっこも漏らしてしまう。
父は、そんな母が許せなくて、怒るらしい。
怒るだけで、公の場所に電話するでもなく、相談するでもなく、
オムツを買ってくるでもなく、
誰かがやってくれるのを待っているだけ。
手を貸してしまうと、何もかもやらされてしまうのがわかっているので、
わざと手は貸さなかった。

電話をすると、すぐに看護師さんが来てくださった。
母は、熱中症の気があったそうだ。
それで起き上がれなくなっていた。
看護師さんが、色々介護してくださっているところに、
私が手を貸す。
当の父は、リビングで座っているだけ。
いやいや、あなたも一緒にいて手伝うのが本当だろが。
さんざん文句言って、これだから。

「しっかりしてた人だから、あんな風になって、ショックだった。」
と、父が言う。
「私だって、あんな母親の姿見せられて、ショックだよ!」
と言い返した。
実は、そんなにショックではない。
私は既に、父にも母にも、何の希望も期待ももっていないからだ。
歳をとって、なるようにしてなっただけ。
父は、いつまで母に自分のことを面倒見させる気だったんだろう。
何にもできないからと、何もしようとしないのは、おかしいとは思わないのか?

でも、
公の所にお願いすれば、ちゃんと手を貸してくれるんだということに、
ひどく安堵した。


『口角をあげて』
今、これが私の目標だ。
昔は、嫌なことがもっと多かった。
自分自身の性格に難ありだったからかもしれない。
だけど、そうじゃないことも多々あったと思う。
理不尽に貶されたり、虐められたりもした。
不機嫌な顔をしていれば、誰も寄ってこないと思って、
ずっと口角を下げて、『への字』の口をしていた。
でも、今は、いつも笑っていたいと思う。
たとえ、笑っていられないときでも。






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コタツをしまう

コタツを仕舞った。
いつもは梅雨が終わってから仕舞うのだが、
今年は早々主人が言い出した。

暑い。
毎日暑すぎる。

気温は猛暑!というわけではないのだが、湿気がすごい。
それだけで息苦しくなる。
と、いうわけで、コタツを仕舞うことになった。

うちのコタツは、主人と私の作業台になっていて、
天板からしてでっかくて、重い。
「コタツを仕舞う」といっても、
上にかかっているコタツ布団や上掛け、
下に敷いてある絨毯などを仕舞うだけだ。
それだけなのだが、
重くてでかくて丈夫な天板の上には、
ディスプレーやスキャナー、PS3などがのっていて、
更にペン立て、その他もろもろがのっている。
これを全部どかしてから、片付けるわけで・・・(T-T)

コーギー幸湖さんは、コタツの中で寝るのが好きだ。
寝ながら、絨毯をなめなめしてくれて、
まめに、というほどではないが、拭いてはいたが、
異様な幸湖さん臭さが(^◇^;)

しかし、今回は、幸湖さんは『変性性脊髄症』という病気のため、
自力で移動できなくなり、
コタツの中で寝ることができなくなった。
なので、コタツの中に敷いていた絨毯からは
幸湖なめなめ臭がしなくなった。

それでも、全部取っ払った後の洗濯が大変だ。
冬中敷きっぱなし掛けっぱなしだったので、
汚れが半端なく、
洗った水の汚れ具合を見ながら、何度か洗濯機をまわし、
このくらいでよかろう、
というところで、濯ぎに移行する。
そして、乾かない・・・
今日も朝から再び干してあります(^◇^;)
あまり天気が良くないんだよね。
あと、コタツ掛けと上掛けが残ってて・・

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職場

今月から、職場の経営者が替わった。
大手に吸収された形だ。
経営者が替わるけど、とりあえずはそのままの状態で行く、とだけ伝えられて、
後の事は何もきかされていない。

私は、曜日と終わる時間は決まっているが、
出勤時間がバラバラで、
とりあえずこの時間までには来て、という時間の、かなり前に出勤することが多い。

今までは台風や雪がひどいときは、先生が気を遣ってくださって、
急遽休みになったりするが、
これからはそういうことができるのかも、何もわからない。

体制がよくわからないのは、不安だ。

主人は、
「よくなるかもしれないよ(^^)」
と言う。
「だめだったら、辞めればいいじゃない。」
とも言ってくれる。
ありがたいお言葉をいただきましたーヘ(>ロ<)ノ 

でも、
将来のことを考えると、やはり働いていたい。


土曜日、職場に行くと、新しい会社から男性が一人、いらっしゃった。
常ににこにこしていて、物腰の柔らかい人だった。
私の不安は更に深まった。
その男性は、とてもいい人だった。
仕事も、今は慣れていないだけで、慣れればきっと私よりできることだろう。

ただ、
私は男の人がかなり苦手なのだ。
子供の頃に、親戚の叔父からの性被害にあっている上に、
この、かなり残念な性格(近年ではまともになったとは思うが)と
それに輪をかけた残念な容姿故に、小中高では、男性にいつも嫌な思いをさせられた。
もしかしたら、嫌な思いだけを、執念深く覚えているだけかもしれないが。
なので、一人の男性に慣れるまでにかなり時間がかかる。

先生も男性だが、長年勤めている間にやっと慣れて、
この頃では、職場に来て、先生の顔が見えると、安心する。
その先生も、何ヶ月かしたら、いなくなってしまう。

この先、どうなるんだろう。
・・・胃が痛い。


仕事が終わった後、
本店と支店を合わせた全員と新しい会社の幹部?の人達との食事会があった。
あとから、社長もいらっしゃった。
社長は勿論、幹部の人達は、皆、男性だった・・・
それでも、始終にこにこして腰の低い方ばかりだった。
皆、優しそうなんだけどな・・
最初だけかもしれないし、そうじゃないかもしれない。
やはり、男の人は苦手だ。
慣れてしまえば、その人がどんな人なのかがわかれば、全然平気なのだが。

それにしても、職場の人達、先生を除いて、全員が女性なのだが、
かなりなペースでアルコールを消費していた。
私はほとんど飲めないし、駅までは主人が迎えに来てくれるとはいえ、
電車に揺られて帰るので、ソフトドリンク。
ハイペースなアルコール消費で、周りはだんだん盛り上がっていく。
皆様、かなりいけるくちだったのね(^◇^;)

毎晩、友人の誰かがうちに来て、盛り上がっていた頃のことを思い出した。
馬鹿な話をして、大笑いしていた。
休みをとって、一緒に旅行に行ったり、日帰りで遠くに行ったりもした。
楽しかったな、あの頃は。
陽気になった同僚に囲まれて、思う。

「前は、0時までやってたんだよね。」
一人おいた右隣の同僚が、幹部の人と話しながら、私に同意を求める。
「えっ! 0時?夜中の?」
と、驚かれる。

この職場に来たとき、私の勤務時間は、16時から0時だった。
主人のシフトが17時から0時、もしくは3時だったので、
その時間がちょうどよかったのだ。
終電の1本前で帰ったなぁ。
あの時間、電車の中では、宇宙と交信している人が少なからずいたし、
電車の窓が少しでも開いていると、
ホームに入ってくるときに巻き起こす風が、やたら酒臭かったり、とか。
懐かしいね。
主人が、夜中の仕事を辞めたときに、
私の勤務時間は、13時から21時になった。


22時にお開きになって、私は同じ大学出身の先輩と一緒に駅まで帰ってきた。
先輩は、駅前から出ているバスに乗って帰るという。

帰り際、出勤の曜日の関係で、全然会えない同僚をハグしてきた。
お姉さん達、みんないい匂いがするので、自分の中だけで盛り上がった。
支店の先生と、本店が忙しいときにヘルプに来てくれる同僚と、
ほんの少しだけだが、話せた。
それも嬉しかった。
支店の先生は、今ほどではないが、
これからも今の仕事に関わっていくと聞いて、嬉しかった。
もっとみんなと話したかったが、できなかったのが残念だ。

6人位で、まだ騒いでいる団体から離れた。
これから2次会へ行くそうだ。
私は、23時から『魔境争奪戦』に参加するので帰るよ。
ギルド同士の戦いに、ギルマスが出ないのはまずいんね。
サブマスの主人だけに戦いをおしつけるわけにはいかん(;゜ロ゜)

ま、間に合うかしら(;゜ロ゜)
と、思いつつ電車に揺られ、途中特快に移った結果、
2分前に、パソコンの前に座すことができました(^_^)b
二戦とも、負けたけど・・・・
今回から下位に参加できなくなって、仕方なく中位でやったけど。
主人と私しか参加してないんだもんね。
たまに一人来てくれるけど。
誰か、魔境に来てくれる人、入ってくれないかなー










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幸湖日記

『幸湖日記』という素人小説を書いている。
コーギー幸湖さんと、ねことうさぎが、
過去から現在に戻るまでのお話にするつもりだ。

最初に書きだしたときは、過去を旅する冒険、のようにするかなと思ったのだが、
書いているうちに、生きるものは、『何を目的に生まれてくるのか』、
がメインになっていってしまい、
それぞれの、この世に生まれてきた目的、
『何のために生まれてきたのか』ではなく
『何をするために生まれてきたのか』を問う小説になってしまった。


生きるものは、学ぶために生まれて来るのだと、私は思う。
色々な経験をして、技術や考えや、ありとあらゆるものや事象を、
取り入れるために生まれてくるのだと。
そして再び生まれかわったときに、新たな事に巡り会ったときに、
それを利用できるように。

そういう考えを元にして、『幸湖日記』は書かれている。


3匹の考えと、語りと、記憶などを
それぞれの時間に語るので、今は、時代背景などがバラバラでまとまりがない。
時々、読み返して、
「ああ?そうだっけ?そういうことにしたっけ?」
と忘れてしまっていることもある。
そして、
「え?ここで、このネタつかってた!」
ということも(^◇^;)

そして、ほとんど心象風景なので、景観が全く書かれていない(^◇^;)
それもこれから徐々に付け足して行く予定です。


「お前のこれまでの人生は無駄だった」
と、知らされたとき、これから何を目的に生きていけばいいのか、
何のために生きていけばいいのか、わからなくなった。
そんなとき、ある体験談を読んで思った。
「もう、今の自分のための希望も目的も見いだせないのなら、
本当にあるかどうかはわからないけど、
死んでしまったら、この魂はなくなってしまうのかもしれないけど、
また人に生まれかわってくるかもわからないけど、
次に生まれかわったときに、少しでも手助けになるように
色々なことを学ぼう。」
と。
今できる色々なことを、やってみよう、と。

主人に話したら、
「そして宗教を信仰するようになる。」
と言われた。
そうなのか?
これは宗教にはまる前兆なのか?
宗教だとしても、
神様って、自分の中に存在してるんじゃないのか?
個々人の中に、それぞれ存在してるんじゃないのか?
誰かの中の神様は、その誰かしか導いてくれないものなんじゃないのか?

『幸湖日記』にも神様はでてくる。
その世界の創造主様として。
何度も同じ人物に生まれかわって、
運命を変えようとしてできなかった幸湖さんのことを、
うさぎに思い出させ、諭す役割で。

死んだら、何に生まれかわってくるかわからない。
虫かもしれない。
魚かもしれない。
草食動物で、餌として食べられるかもしれない。
人間として生まれてきても、まだ喋れもしないうちに、
また生を閉じるかもしれない。
怖いと思う。
死ぬことは、怖い。
その先がどうなっているかわからないから、怖い。

それでも、どうなっているかわからないのは、
この生がなくなった後の世界が、開放された世界だからかもしれない。
死んだ後どうなるか、わかってて、その方が今の世の中より楽だったら、
すぐに死んで還りたいと思ってしまうから、
死んだ後にどうなるのかわからなくなっているのかもしれない。

幸湖日記では、そのことにも触れていきたいと思っている。

なんだか、まとまりがなくなってしまったけど、
独り言だから、いいか。







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好きだった人のことを思い出す。
最初からずっと、私の方が好きだった、と思う。
だけど、その人の元を自分から離れた。
お前は家族じゃないと、私の中で一番大切で愛する人に、言われたから。
それでも、好きだったから、そばにいた。
だけど、空しかった。
自分が、その人の中で一番だと思っていた。
でも、なんのことはない、その人にとっては家族ですらなかった。

このまま、一生いなくちゃいけないのかと思った。
二番目どころではなく、三番目以下の私。
一生、誰の一番にもなれずに。


雪が降った日、窓を細く開けて、ぼんやり雪が降るのを見ていた。
寒かった。
灰色のベランダが、白く染まっていく。

このままで生きていかなくちゃいけないのかと、思った。
誰の一番でもない人間として。
誰のためではなく、自分のために生きればいいじゃないか。
無理矢理そう思い直して、窓を閉めた。
体は寒くなくなったが、心は寒いままだった。

自分のために生きよう。
そう決めたはずなのに、やはり、その人のそばにいるのがつらくなった。
職場の人間関係で悩んでいても、私の話はあまり聞いてくれなかった。
いつもテレビに夢中だった。

結局、自分からその人の元を去ることになったのだが。


今、あの人はどうしているのだろう。
あのとき、あの人が迷わず『家族』と言い切った人と暮らすと言っていた。
他人は裏切るからいやだと、もう、恋愛も結婚もしないと、怒りを露わにして言っていた。
自分が、お前は家族じゃないと言ったくせに。
お前は一番じゃないと言ったくせに。
なのに、私の中で、自分が一番じゃなくなったら、そうやって怒るんだね。


でも。
また恋愛をして、結婚もしてくれていればいいと思う。
私より、ずっとずっと懐の大きな人と暮らして、
その人との子供を抱っこして、笑っていてくれていればいいと思う。
そうであって欲しいと思う。

きっと今は、私の願った通りになっていると思う。
誰かと結婚して、子供がいて、奥さんに怒られたり、
不機嫌になったり、それでも笑ったりしながら、生きているだろう。

今となっては、知ることはできないが。
それでいいと思う。
それでいいと、思う。



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