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昔日和-他愛もないこと-

思ったことや過去にあったことを、だらだらと書いてあります。どちらかというと、楽しいことではないです。近頃は精神安定のための、愚痴の捌け口になっております。

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ライトアップ

うちにはフィギュアを飾る私の身長より高いガラスケースが3つあります。
そのうちの2つはリビングの隣の部屋、
コーギー幸湖さんのいる部屋に、
幸湖さんの居場所と、主人の着替える場所をわける位置に置いてあります。
そのケースは、人感センサーでLEDライトが点灯するようになってます。
ガラスケースの前に立つと、
中の美女達がライトアップされる仕組みになってます。

前は真ん前に立つと点灯するようになっていたのですが、
襖が開けっ放しになっていると、
廊下を通っただけでライトアップされるようになってしまいます。
それはちょっとよろしくないので、
意識して点灯させなければしない位置にセンサーを移動しました。


しかし・・・
月に何回か、夜中の1時40~55分の間に、
LEDライトが点灯するんです。
私の真横の少し離れた所に、脱衣所の入口があって、
そのドアに『艦これ』のカレンダーが
ハードクリアケースに入れられて貼られているのですが、
それに、隣の部屋のLEDライトがうつり込むので、
点灯したことに気がつきます。

最初、主人が2階から降りてきたのかと思いましたが、
そんな気配はなく、
コーギー幸湖さんは、既に自分の寝場所や足下で寝ていたりしてます。

ふわっと何かが前を横切ったくらいでは、
センサーは反応しません。
それに、何故か決まった時間に点灯するのもなぁ・・・

何回か点灯していたのを見たときは、
「Gでも横ぎったんか~?
薬を置かないとだめだなぁ。」
くらいに思ってましたが、こー 何度もあると、ですね(^0^;)
元々、毎年出そうな時期には薬を置いてあるので、
ほとんどGの姿をお見かけしたことはありません。

昨日、もう今日ですか、の夜も、
8月と9月のイベントの用意をしていて、
夜中の1時半頃にベッドに転がったのですが、
すぐには眠れなくて、ゴロゴロしてました。
10分位経った頃、主人が
「トイレ。」
と、珍しく起きて寝室を出て行った後、
「あれ-?下電気ついてる。」
と言いながら階段を降りていきました。
電気って、まさか・・・(;゜ロ゜)
「ライトアップ電気ついてたー
センサー壊れたのかなぁ?
替えないとだめかな。」
と言いながら主人が帰ってきました。
やはし・・・(^◇^;)
「あの電気さ。この時間につくことがあるんだよ。」
前に話したことがあるので、主人はあっさり、
「オカルト?」
「かもしれない。でも、しょっちゅうこんなんじゃ幸が可哀想。」
と言ったら、
「元セン抜いてきた。」
「ありがとうございます。」

私は霊感皆無なので、何も感じません。
怖いとか、ぞくぞくするということはないですね。
ただ、昨日の夜は主人が寝てしまってから、
隣の部屋から音がしてました。
幸湖さんが寝ながら足を動かして、かりかりいうときのような音や、
幸湖さんのスペースに敷いてある防水トレーの上を歩くような音が
一瞬だけなんですが聞こえてましたね。
見ると、何もおらず。
幸湖さんは昨日はずっとリビングの窓の側で寝てました。
音楽も小さい音でかけていたので、そのせいもあるかなとも思いますが。

人間より敏感なはずのワンコの幸湖さんの反応はどうかというと、
無反応なんですね。
たまに、さっきもですが、ガラスケースの方をじーっと見る事はあります。
それでも、怖がったり、吠えたりすることはないです。
なので、怖い何かがいるのではなさそう。

しかし、
主人は何故に何も気がつかないんだろう?
2時近くまで起きてることはないのかしら。


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母からの電話

当時、父は地下鉄丸ノ内線で職場に通っていた。
いつも「いってきます。」も言わずに出掛けてしまうので、
母も私もドアの閉まる音で父が出掛けたことを知るようなものだった。
それは私が家を出た後も変わることはなかったらしい。

あの日、父はいつもより早めに家を出たそうだ。
1本早い丸ノ内線に乗り、何事もなく職場へ着いた。
そして、いつも乗る電車が、サリンを撒かれた電車だと知る。

父は真っ先に母に電話をしたそうだ。
「俺は大丈夫だから!」
母は父が出掛けてしまうとテレビを消してしまうので、
そんな重大な事件が起こっていようとは思いもしなかったという。
そして、父の乗る時間の電車など知るはずもない。
母は父の声に答えたそうだ。
「なにが?」
「なにがって。テレビつけてみろ!いいから!」
テレビをつけてやっと母は何が起こったかを知る。
「俺は大丈夫だから!」
改めて父が言う。

電話をきってすぐに母は私に電話をする。
「お父さんは大丈夫だよ!」
そして、母と同じくテレビをつけていなかった私。
おまけに、母の電話で起きたばかりだった。
「・・・何が?お父さん、なんかあったの?」
「やだもう。テレビつけてごらん。いいから!」
何が何だかわからずテレビをつける。
上空から録った画像が流れていた。

なにこれ?外国でなんか起こった?

沢山の消防車、救急車。
赤と白のコントラスト。
青いシートの上、道路に寝かされる人々。

あ、これ、日本?
それも東京だ!

やっと母が
「お父さんは大丈夫。」
と言ったわけがわかった。
「お母さんも『何が?』って言っちゃったのよ。
そしたら、お父さん怒ってんの。」
そ、そりゃあ 怒るよね。
心配しているだろうと思ってやっと電話したのに、「なにが?」って言われたら。

その日、父はいつも通りに帰宅したそうです。
「びっくりしたよー まさかあんなことになるとは。」
帰ってくるなりの父の言葉だったそうです。
それでも、父は特に何かを感じて、いつもより早く家を出たのではないそうです。
「いつもより早く用意ができたから。」
だそうです。


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今思えば

あれは危機一髪だったんだと思う。

つい最近、ずいぶん前に起こった通り魔事件の記事が出ていた。
後に起こる平成の通り魔事件の嚆矢だとあった。

その事件が起こる前日、
私は必要だった材料を買いに、事件の起こる場所にいた。
その繁華街は、午後には人でいっぱいになるので、
用のあるときはまだ空いている午前中に出掛ける。
出入口の階段を下りるところで時計を見たので、時間も覚えている。
同じ場所。
同じ時刻。
一人。
大きな荷物を持っていた。
こんなでっかい荷物になるなら、一番後にすればよかったと後悔していた。
しぶしぶ他に寄るのをあきらめ、電車に乗って家路についた。


次の日、同じ場所、同じ時刻に、通り魔事件が起こったことをニュースで知る。
後で、私がそこへ行った日も、犯人はいたのだということを知る。
ただ、犯行を犯さなかっただけなのだと。


ひとつ不思議に思ったことがある。
あの時、私はなぜ火曜日に出掛けたのだろう?
いつも火曜日は仕事があって、水曜日が休みだった。
たまたま休みだったのだろうか。
いつも通り火曜日が仕事で水曜日が休みだったら、
私は間違いなくあの水曜日に出掛けていただろう。

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峠にて

最初に。
私は全くと言っていいほど、霊感がないです。
何も感じないです。
ただ、自分で想像して怖くなることは多々あります。
『バイオハザード』シリーズを主人とやり過ぎて、
夢に見てしまうことも多々あります。

主人は私に輪をかけて霊感はないようです。
想像して怖くなることもないようです。
ただ、くじ運は私よりずーーっといいです。
抽選になりそうなイベントは、必ず主人の名前で登録してもらいます。
そうすると、当たります。


それを踏まえていただいたところで、本題に入りたいと思います。


もう、かなり前になると思います。
主人の実家へ行った帰りに、
ちなみに今は主人の実家はこの家の裏の、ちょっとした丘を登った所にあります。
歩いて10分か15分くらい?
前は高速で3時間かかりましたかねぇ。
その前は、ずっと下道で行ってたので、5時間以上かかってました。
これは、下道で5時間以上かけて帰って来てた頃のお話です・・・

いつも、夜出発して朝方着くのですが、この時も夜に実家を出発しました。
順調に走ってきたのですが、その先が混んでいたんですかね?
主人は峠の方へ車を進めました。
実家と家との真ん中くらいの所だったように思います。
主人に訊けばわかると思いますが、今まで通ったことのない峠でした。
雨が降ってましたね。
我々の車の一人旅ではなく、すぐ前にトラックが走ってました。

その頃はいつも夜中にドライブしていたので、
自殺の名所の橋とか、青木ヶ原の樹海の横を夜中に何度も走っても
なーんにも感じませんでした。
なのに、のに!

標高が上がっていくにつれて、だんだん肩が痛くなっていくんです。
それだけではなく、すごく後ろが気になるんです。
なんだかいやーな感じがするのです・・・
思い切って後部座席を振り返っても荷物しかない。
リアウィンドウからは、何も見えない。
そして、何度もドアミラーを覗きたい気になるんです・・・
実際に覗いてみても、やはり真っ暗で何も見えないのですが。

主人も私も峠に入ってから黙ったまま。
肩の痛みも全然消えない。
たまらなくなって、主人に話しかける。
「峠に入ってから、すごく肩が痛重いんだけど。」
「えっ 実は俺もなんだ。」
「えっ。」
思わず一瞬目を合わせる。
そして一瞬の沈黙。
「ひょ、標高が高くなったからだよね。」
「そ、そうだね。」
「耳が変になるのと一緒だよね。」
「そうだよな。」
また沈黙。

いや、でも、こんなことなかったよ(;゜ロ゜)
どんな峠に行ったって、ここより高い所にも行ったけど、こんな事なかったよ。
あの、前を行くトラックの運ちゃんは何も感じないんだろうか?

やがて、麓に続く曲がり角に来たとき、主人は迷わず麓を目指しました。
トラックはそのまま真っ直ぐに行きました。
あの運ちゃんは何も感じなかったんだと思います。

麓の建物がぽつぽつと現れるようになったとき、肩の痛みはすっかりなくなっていました。
主人も同じだと言いました。
「磁場の乱れだよ、きっと。テレビでやってた。」
「そうだよな、きっとそうだよ。」
気がつくと、雨も止んでいました。
怖いというのではなく、なんかみょーにそわそわする感じでしたよ。
しかし、あの肩の痛重感はなんとも(^^;


この記事をご覧になった方で、何か不思議な体験をした方はいらっしゃいますか?



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