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  <title>昔日和－他愛もないこと－</title>
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  <description>思ったことや過去にあったことを、だらだらと書いてあります。どちらかというと、楽しいことではないです。近頃は精神安定のための、愚痴の捌け口になっております。</description>
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    <title>夢</title>
    <description>
    <![CDATA[夢をみた。<br />
昔、味わった気持ちを、そっくりそのまま味わった。<br />
忘れてはいない。<br />
忘れてはいなかったけど、思い出そうとしても、<br />
あのとき味わったのと同じ気持ちにはなれなかった。<br />
<br />
目の前に展開する光景に、<br />
あのときと全く同じ気持ちが沸き上がってきた。<br />
悔しくて、悲しくて、一生懸命伝えようとしても伝わらない。<br />
もう、私の言うことなんか聞こえない。<br />
聞こえていたとしても、流れていくだけ。<br />
<br />
私に思いはなく、もっと大切なものしか見えない。<br />
それしか考えられない。<br />
<br />
わかってもらおうと必死になる。<br />
わかってくれないことは、わかっているのに、<br />
必死に伝えようとしている。<br />
<br />
私の方をちらりとも見ることはない。<br />
自転車に跨がって行ってしまう背中に、<br />
「いってきますくらい言え！」<br />
と怒鳴る。<br />
最後のあがき。<br />
<br />
空しくて、切なくて、悲しくて、<br />
悔しくて、妬ましくて、そして憎い。<br />
<br />
<br />
目が覚めたとき、<br />
「ああ、そうそう、これこれ。」<br />
と、思った。<br />
まさにこれだ、と思った。<br />
なんだか、嬉しかった。<br />
忘れてなかったということが、なんだか嬉しかった。<br />
そして、思い出しても全然落ち込まない自分が嬉しかった。<br />
<br />
どんな『思い』も、宝物だと思った。<br />
つらいことは沢山ある。<br />
楽しいことも沢山ある。<br />
今まで味わってきた感情は、全て宝物だと思えるようになった。<br />
ただ、これからつらいとか、苦しいとか、そういう思いは勘弁して欲しい。<br />
<br />
私は、どこかに前も書いたが、<br />
つらいとか、苦しいとか、悲しいとか、恥ずかしいとか、<br />
負の感情ばかりを覚えている。<br />
もう、ン十年ずっとだ。<br />
なので、これからは楽しいとか、嬉しいとか、正の感情を蓄えていけるように、<br />
耐えられるときに、負の感情を経験して、蓄積していたのだと思うようにした。<br />
<br />
そう思えるようになったのは、<br />
許せるようになったからだと思う。<br />
許せない自分を許す。<br />
そういう感情を持ってしまっている自分を許す。<br />
<br />
夫さんは、許せないという。<br />
まだ自分の価値の枠から外れているもの、行為を許せないと。<br />
許せなくてもいいんだよ、と言った。<br />
許せない自分を許す。<br />
まずは『自分』を許していこうよ、と。<br />
少しずつでもいい。<br />
<br />
私もまだ許せないものがある。<br />
いらっとすることも沢山ある。<br />
気が付いて、許す。<br />
なかなか難しいけれども、だいぶ気持ちが楽になった。<br />
<br />
夫さんにも、許せないなら、まずは流してみようよと言った。<br />
夫さんは、実行に移したそう。<br />
すごく楽になったと言っていた。<br />
すぐにできるところが、夫さんのすごいところだと思う。<br />
<br />
気が付いて、許す。<br />
<br />
時々、苦しくなることがある。<br />
昔のように、負の感情にのまれることがある。<br />
こんなことをしていて、何になるんだと思うときがある。<br />
我慢しているだけじゃないのか。<br />
コーギー幸湖さんが死んでしまったときのように、<br />
本当は泣きたいのに、大声で泣きたいのに、<br />
見ないフリをして、気が付かないフリをして、<br />
悲しみの雲に触れないように飛んでいるだけじゃないのか。<br />
<br />
そういうときは、その感情が通り過ぎるのを待つ。<br />
ゆっくり味わうのか、黙って耐えるのか、<br />
そのときに決める。<br />
決めるというか、流れに任せる。<br />
<br />
通り過ぎると、なぜかすっきりしていて、<br />
「ああ、お腹空いた。」<br />
みたいになるので、腫れた目でお煎餅をかじったりしている。<br />
そして、浮上してきた自分を、<br />
「私えらい！」<br />
と褒めつつ、アイスも食う。<br />
<br />
]]>
    </description>
    <category>思ったこと</category>
    <link>https://mukashibiyori.blog.shinobi.jp/%E6%80%9D%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%93%E3%81%A8/%E5%A4%A2</link>
    <pubDate>Sat, 16 May 2026 04:11:03 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>退職しました。</title>
    <description>
    <![CDATA[先日、最後の職務を遂行致しました。<br />
（言い方変？）<br />
２４年間通った職場を、後に致しました。<br />
色々ありましたが、楽しかったです。<br />
一緒に働く方々は、私に好意的な方ばかりで、<br />
知らないところで、沢山サポートもしてくださいました。<br />
感謝の言葉も満足に言えず、表せないないうちに、全てが終わりました。<br />
<br />
皆の手を一人ずつ握り、目を見ながら、<br />
「ありがとう。」<br />
と言い、それでも伝えきれない思い。<br />
<br />
もう、会えない人もいるだろう。<br />
<br />
それでも。<br />
<br />
スピリチュアルの世界で、自分に関わる人は、<br />
『ソウルメイト』なのだと知りました。<br />
ソウルメイトは１００人くらいいて、<br />
今世では会えない魂もあるそうです。<br />
<br />
今世でもう会うことがなくても、彼岸で、<br />
そして来世で会うことができるだろう。<br />
だから、寂しくはないのだと。<br />
<br />
<br />
元々辞めようと思ってはいたけれど、<br />
ずっと決めかねてました。<br />
自分が進みたい道にピントがあったとき、<br />
あの場所に居続けることは、時間の無駄だと思った。<br />
もう、止めにしようと決めた次の日には、<br />
退職することを伝えてました。<br />
<br />
あの人たちがいる職場でも、ここにいることは違う。<br />
離れたことを後悔するときがくるかもしれない。<br />
それでも、今の自分を信じて歩いて行こうと思う。<br />
<br />
また新しい出会いがあるだろう。<br />
まだ会ってないソウルメイトと出会えるかもしれない。<br />
それを楽しみに目の前にできた道を歩いていこう。<br />
<br />
<br />
人生の半分以上を捧げた職業に、再び就くことはないだろう。<br />
だから最後に、自分で自分に言おう。<br />
<br />
「お疲れ様でした。よく頑張ったね。」<br />
]]>
    </description>
    <category>日々のこと</category>
    <link>https://mukashibiyori.blog.shinobi.jp/%E6%97%A5%E3%80%85%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A8/%E9%80%80%E8%81%B7%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82</link>
    <pubDate>Sat, 14 Feb 2026 04:17:53 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>無題</title>
    <description>
    <![CDATA[今勤めているところは、数年前に経営者がかわった。<br />
辞めていく人もいたし、新しく入ってきた人もいる。<br />
体制も、機械も、システムもかわった。<br />
<br />
それに関して思うところはあるが、いちいち何かを言う気はない。<br />
それが、『変化』というものならば、受け入れるしかないのだろう。<br />
昔のシステムを懐かしんでいる暇はない。<br />
<br />
新しい機械とシステムは、安全性と安心感を増し、<br />
今までよりは楽になった。<br />
後で悩むこともない。<br />
<br />
<br />
とても優秀な同僚がいる。<br />
何でもできる。<br />
作業も早い。<br />
間違えない。<br />
すごいなぁと尊敬もしている。<br />
<br />
ただ。<br />
以前は、よく話してくれて、笑ってくれたけど、<br />
この頃は、話しかけてくることはなくなった。<br />
<br />
たぶん、私が仕事ができないから、仲良くする気がしなくなったんだな、<br />
と、わかった。<br />
悲しくなったし、一緒の所にいるのも辛かった。<br />
現状を打開しようと、こちらから話しかけたりもした。<br />
それでも、反応がなかった。<br />
他の人とは笑って話しているのを見てると、胸が痛む。<br />
<br />
弁解するなら、それが理由で辞めようと思ったわけではない。<br />
今の仕事をしている時間がすごく勿体なく思えたから。<br />
ただお金を稼ぐためだけの作業をしてるのが、つらくなったから。<br />
皆には通うのがつらくなったと言ってはいるが、本音はそこだ。<br />
もう自分を解放してあげたい。<br />
<br />
それでも、<br />
辞めるからと、おろそかにできる仕事ではない。<br />
どうでもいいと、適当にしていいはずもない。<br />
<br />
ここまでは、前置き。<br />
<br />
つい最近になって、退職届を出してから、気がついた。<br />
私、なめられてるんだ、と。<br />
なるほど、そうだ、それだ。<br />
<br />
ほんの少し前だったら、なめてもらっちゃ困ると、<br />
必死になって自分はすごいんだぞ、なめられるような人間じゃないんだ、<br />
と、思って行動したが、今じゃ、<br />
「どうでもいい。」<br />
<br />
人間の価値は、たった１つのことで決まるわけではない。<br />
それに、私は今の仕事ができないわけじゃない。<br />
今まで、何十年もやってこられたことなんだから。<br />
<br />
たとえ誰にも認められなかったとしても、<br />
私のだんなさんと、天（宇宙）が認めてくれれば、<br />
それでいい。<br />
それだけでいい。<br />
<br />
自分が、それでいいと、よくやってると、<br />
心の底から思えれば、それでいい。<br />
<br />
元々、認められて此岸に来たのだから、<br />
何を卑屈になることがあるだろう。<br />
元々、此処に存在するだけですごいことなのに、<br />
何故、誰かに認められなければならないんだろう。<br />
<br />
それがすごくよくわかって、嬉しいような、<br />
今までの自分を思い起こして、悲しいような、<br />
過去がなければ、今の思いに至らなかったという納得もある。<br />
<br />
ただ、<br />
「どうでもいい。」<br />
と、思えたことが、すごく嬉しくて、すごく誇らしいから。<br />
どこまで縮んでいた心の翼を伸ばして、<br />
どこまで羽ばたいていけるのだろうと、<br />
『これから』を楽しみに生きていけるようになりました。<br />
<br />
まだ、やりたいことは沢山ある。<br />
ここで立ち止まって、悲嘆にくれている暇はないから。<br />
]]>
    </description>
    <category>思ったこと</category>
    <link>https://mukashibiyori.blog.shinobi.jp/%E6%80%9D%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%93%E3%81%A8/20251223</link>
    <pubDate>Tue, 23 Dec 2025 02:11:56 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>仕事</title>
    <description>
    <![CDATA[とうとう仕事を辞めることにしました。<br />
一昨日、退職届を出してきました。<br />
辞めよう辞めようと思いつつ、ずるずると１０何年経ったでしょうか。<br />
気力も体力も限界に近づき、さすがにもういいかな、と思いました。<br />
<br />
今まで就いてきた仕事は、母の希望のようなものだったし、<br />
その母も、この世での修行を終えて、彼岸へ帰ってしまったので、<br />
もういいよね。<br />
<br />
確かに、安定したいい職業ではありましたが、責任は重いです。<br />
嫌いじゃないですがね。<br />
それでも、私のやりたいことじゃなかったので、<br />
これからは、自分のやりたいことをやると決めました。<br />
だんなさんも、それでいいと言ってくれましたので。心強いです。<br />
<br />
<br />
昔、ずっと昔に、その仕事に就きたくて、頑張っていたときがありました。<br />
親戚に、<br />
「頭大丈夫？」<br />
と言われて、悔しいと思いつつ、諦めてしまいました。<br />
あのときあきらめなかったら、違った人生があったかな、と。<br />
<br />
今、またそこに向かって行こうと思います。<br />
自分の中に鳴り響いた５つの野望のまだⅠ番目ですが。<br />
<br />
２ヶ月経ったら、完全に解放されます。<br />
今からわくわくしてます。<br />
これから、全振りで好きなことができるぞーと。<br />
<br />
]]>
    </description>
    <category>日々のこと</category>
    <link>https://mukashibiyori.blog.shinobi.jp/%E6%97%A5%E3%80%85%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A8/%E4%BB%95%E4%BA%8B</link>
    <pubDate>Sun, 14 Dec 2025 17:16:32 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>熱中症</title>
    <description>
    <![CDATA[仕事に続けて行って、休みの日曜日、とても怠く、<br />
起き上がるのもやっと、起き上がっていても継続するのがやっと、<br />
という状態になりました。<br />
今は、だいぶマシにはなりましたが、<br />
怠さと、急に汗は出ないのに、体内に熱がこもるような感覚があります。<br />
そして、頭のてっぺんがすごく熱くなってます。<br />
そんなときに熱を測ると、大体36.8～37.1℃の間です。<br />
<br />
思えば、土曜日、久しぶりに裏山を登って、<br />
駅までの道のりを歩いたのですが、きついきつい(T-T)<br />
運動不足とはいえ、<br />
前の日も、駅から歩いて帰ってきたとはいえ、<br />
こんなにきついことはないよ(;゜ロ゜)<br />
おかしい。<br />
何か変だ。<br />
<br />
通勤の電車の中で、本を開いて読み始めても、<br />
１～２行の途中で意識を失う。<br />
本を持つ手が、がくっとなって、<br />
「あ、寝てた。」<br />
この眠気は尋常じゃないよ。<br />
ずっと立ってる仕事でよかった。<br />
座った途端に意識を失っちゃう。<br />
ただ、<br />
こういう状態になるときは、熱があるんだよなぁ・・<br />
とは思っていました。<br />
<br />
そして、日曜日、朝ご飯を食べた途端、<br />
「だめだ、寝る・・」<br />
と、宣言。<br />
ベッドでゴロゴロ、うとうとして、<br />
気が付いたら夕方の４時過ぎてました。<br />
<br />
最近、エアコンの効いた部屋にいても、<br />
効いてない場所にいても、<br />
いらいら感のようなものがあって、<br />
「いらいら感」といっても、<br />
精神的にいらいらしているのではなく、<br />
体自体が暑さの調整が追いつかずに、<br />
いらいらしているような感覚がありまして、<br />
今まで感じたことのないような感覚ですね。<br />
ああ、おかしいな、と常に思ってました。<br />
今回、それが爆発して、<br />
「もういいから！休め！」<br />
という指令が出たようです。<br />
<br />
夜もあまり眠れなかったし。<br />
エアコンは、使ってますが、<br />
暑かったり、寒かったりして、<br />
途中で何度も目が覚めるので、<br />
それもあるのかなーと。<br />
<br />
そして、極めつけ。<br />
私はあまり水分を摂りません。<br />
朝、だんなさんがコーヒーを淹れてくれて、<br />
野菜ジュースを出してくれるので、<br />
これで、250mlくらい？<br />
休みの時は、コーヒーを、もう１～２杯飲んで、<br />
昼間はこれで終わりですかね。<br />
夜は、お茶としゅわしゅわ（アルコールは飲めない）で、<br />
500mlくらい。<br />
1日1㍑ちょっとかな？<br />
<br />
仕事に行くともっと少なくて、<br />
昼間のコーヒーがなくなるので、<br />
１㍑飲んでないんじゃないかな～？<br />
職場は、勿論自由に水分補給ができます。<br />
が、気が付くと、全然飲んでなかった、がほとんど。<br />
<br />
両親もあまり水分を摂る人達じゃないので、<br />
体質ですかね。<br />
<br />
だんなさんが、心配して調べてくれた結果が、<br />
『蓄積型熱中症』<br />
なるほどね。<br />
<br />
水分を気にして摂るようにします。<br />
<br />
]]>
    </description>
    <category>日々のこと</category>
    <link>https://mukashibiyori.blog.shinobi.jp/%E6%97%A5%E3%80%85%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A8/%E7%86%B1%E4%B8%AD%E7%97%87</link>
    <pubDate>Wed, 13 Aug 2025 02:13:35 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>母と幸湖さん</title>
    <description>
    <![CDATA[母は認知症を患っていた。<br />
だが、人の顔を忘れることはなかった。<br />
話すこともしっかりしていたが、少しずつ症状は進んでいった。<br />
<br />
尿漏れをするようになった。<br />
最初は自分で気が付いて、下着を替えたり、濡らした所を掃除したり、<br />
汚した下着を洗濯していたが、<br />
そのうち、自分では漏らしていることに気が付けなくなったようだ。<br />
プライドの高い人だったので、尿漏れパンツやオムツを持っていっても、<br />
洗濯機の上の棚に隠すように乗せてしまい、はこうとしなかった。<br />
<br />
実家は、玄関を入るなり、おしっこのニオイが充満していた。<br />
父は自分が我慢すればと言いながら、いらいらして私を怒鳴るばかりだった。<br />
それでも、どこかに相談するということは一切しておらず、<br />
何度もそうした方がいいと言っても、何もしようとしなかった。<br />
母を怒鳴り、責め、「こんな女！」「この馬鹿！」と罵っているだけ。<br />
そして私に怒鳴り散らすだけ。<br />
見かねて、役所の窓口の電話番号を調べて父に渡した。<br />
父は、素直に電話をかけ、<br />
それから、看護師さんやケアマネさんが来てくださるようになった。<br />
<br />
父もしんどかったと思う。それでも、よく頑張ったと思う。<br />
<br />
私の精神状態も最悪だった。<br />
父には怒鳴られ、母は認知症で、<br />
主人も精神的に不安定で、何かひっかかることを私が言うと、<br />
目をつり上げて食ってかかるようになっていた。<br />
幸湖さんは寝たきり。寝返りも打てない。<br />
<br />
叫びたかった。<br />
思い切り叫びたかった。<br />
叫んだとしても、気が休まることはないし、<br />
何の解決にもならないと思ったから、やらなかった。<br />
頭の中は、いつもぱんぱんだった。<br />
安らぎなんてなかった。<br />
<br />
それでも、幸湖さんにはとても癒やされていた。<br />
いてくれるだけでよかった。<br />
しょっちゅうわふわふ言って、<br />
トイレだーお水だー添い寝だー体の向きをかえろーと振り回されていたが、<br />
それでも幸せだった。<br />
「はいよっ！了解ですっ！」<br />
と言いつつ、ご希望を叶えていた。<br />
だけど、幸湖さんの気持ちを考えると、つらかった。<br />
こんな状態が続くなら、<br />
早く虹の橋を渡って、次に行った方がいいんじゃないかと、何度も思った。<br />
<br />
「せめて、１４歳までは一緒にいてね。」<br />
幸湖さんには常々言っていた。<br />
幸湖さんは、数えの１４歳で逝ってしまった。<br />
ちゃんと約束を守ってくれた。<br />
<br />
幸湖さんがまだ元気なときから、<br />
幸湖さんがいなくなった時のことを思ったことが、何度もあった。<br />
常にあったと言っていい。<br />
まさに、それが今、全くその通りになっている。<br />
想像したときの思いも、状況も、全くその通りで、<br />
これが、私がひきよせた結果なんだと、思い知った。<br />
<br />
母が、認知症になるんじゃないかということも、昔から心配していた。<br />
防止のサプリなんかを買って、母に渡していたが、<br />
母が愛用することはなかった。<br />
かくして、母は認知症になった。<br />
これも、私がひきよせた結果なのかと、思った。<br />
<br />
昔から、思い通りにならない人生だったら、<br />
「ひきよせた」などとは思わないのだが。<br />
<br />
大学の受験の時に、数学の問題集の問題を最初から最後までやったことがある。<br />
私は数学が苦手だったのだが、薄い問題集を何度もやってごらんと言われて、<br />
その通りにしていた。<br />
いつやってもわからなくなる問題は必ずいくつか（多数 ^^;）ある。<br />
その中に、すごく気になる証明問題があった。<br />
ムキになって、その問題を毎日毎日解いた。<br />
迷いなく完璧に解けるようになったとき、すごい達成感があった。<br />
しかし、心の中では、<br />
これだけができるようになって、何の得があるんだろう。<br />
と、思った。<br />
しかし、<br />
本命の大学の受験の日、数学の問題を見て、えっ！と心の中で叫んでしまった。<br />
一番最後の、明らかに一番多く点数が割り振られているだろう問題が、<br />
まさに、ムキになって解きまくったあの問題だった。<br />
<br />
答案に、その答えを書き終わったときに、受かるな、と思った。<br />
勿論、その大学に４年間お世話になることができた。<br />
<br />
あれが「ひきよせた」ということだったんだと、わかる。<br />
だから、幸湖さんが変性性脊髄症かもしれない、とか、<br />
母が認知症になるんじゃないか、とかを<br />
心配したり、考えたりしてはいけなかったんだと、今更後悔してる。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
]]>
    </description>
    <category>日々のこと</category>
    <link>https://mukashibiyori.blog.shinobi.jp/%E6%97%A5%E3%80%85%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A8/%E6%AF%8D%E3%81%A8%E5%B9%B8%E6%B9%96%E3%81%95%E3%82%93</link>
    <pubDate>Tue, 24 Sep 2024 02:05:01 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>検診</title>
    <description>
    <![CDATA[検診に行った。<br />
昨年から主人の扶養になったので、家族検診してくださいというお知らせがきた、<br />
と言われたのは、確か7月のことだった。<br />
<br />
私は、病院が苦手だ。<br />
医療関係の仕事に就いているのにも関わらず、医院とか病院とかがえらく苦手だ。<br />
できる限り、行きたくない。<br />
誰かの付き添いで行くならば、すこぶるご機嫌なのだが、<br />
いざ自分が、となると、テンションだだ下がり。<br />
検診は、今までずっと無視してきた。<br />
<br />
だが、今年は家族検診・・<br />
主人は、ここぞとばかりに、あらゆる検査を盛りだくさんで入れてきた。<br />
バリウムも婦人科のまで(T-T)<br />
<br />
確かにありとあらゆる所に支障が出ているのは認めます。<br />
でも、いやだ。<br />
<br />
７月に予約の電話をしたとき、<br />
「あのお、ぎりぎりの、一番遠い９月にして下さい。」<br />
と言って、予約を入れた。<br />
だが、時間はどんどん過ぎていき、とうとう検査の当日になってしまった。<br />
<br />
実は、大腸検査のサンプルを取るのに、案の定失敗致しまして、<br />
絶対結果がでないだろう、いう量でした(^_^;<br />
<br />
バリウムを飲んだこともないし、婦人科の検診を受けたことも無い。<br />
頭の中では、ぐるぐると、こんなんだったらどうしようなどと考えつつ、<br />
いやいや、初めてのことを楽しもうよ、とか、<br />
主人が病院まで車で送ってくれるって言ってくれてるので、<br />
それはすごいありがたくて、贅沢なことだよ、などと色々考えているうちに<br />
目は冴え、結局昨日は３時間しか眠れず。<br />
送ってもらう車の中では、まるちゃんのように顔に縦線を始終浮かべておりました。<br />
<br />
しかし、始まってしまうと、ちゃんと上着とズボンの検査着とスリッパがあって、<br />
案内の方も、検査をしてくださる方も全員が女性で、<br />
それだけで十分ほっとしました。<br />
ここにも書きましたが、色々なトラウマがあって、<br />
私は男性に対して緊張するので、<br />
こういった検診の場所に男性がいらっしゃる、というのは<br />
かなりつらいのです。<br />
考えてみると、私の検診嫌いは、それが主なのかな、と。<br />
<br />
嫌な事は一つもなく、検診は終了しました。<br />
バリウムもげっぷができなくて苦しいと、よく聞いてましたが、<br />
げっぷでは苦労せず、ただ、胃が滲むように痛くなってきてしまい、<br />
それが苦しかったかも。<br />
バリウムはイチゴ味で美味しかった(^^)<br />
<br />
未だ白い物質が出てきて、じわじわ滲むように下っ腹が痛くなり、<br />
トイレに駆け込む始末。<br />
<br />
あとは結果次第ですかね。<br />
<br />
<br />
帰ってきて、ご飯を食べたら眠くなったので、<br />
一時間くらい寝ると主人に言って、昼寝をしておりました。<br />
いい気分で寝ておりますと、<br />
どわー！<br />
といういきなりの大音響。<br />
「なんだなんだ(;゜ロ゜)」<br />
と寝ぼけながら、正体をさぐると、すごい雨降ってる！<br />
「なんじゃこりゃ！」<br />
と心の中で叫んだ瞬間、ぴたっ、と止みました。<br />
その間、５分足らず。<br />
なんだろね(;゜ロ゜)<br />
<br />
そして、再びじわじわと滲むような下っ腹の痛み・・<br />
トイレに行ってきます(T-T)<br />
<br />
]]>
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    <category>日々のこと</category>
    <link>https://mukashibiyori.blog.shinobi.jp/%E6%97%A5%E3%80%85%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A8/%E6%A4%9C%E8%A8%BA</link>
    <pubDate>Mon, 09 Sep 2024 14:39:55 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>階段</title>
    <description>
    <![CDATA[前回の記事の続きを書こうと思いましたが、止めて、昨日のことを書きます。<br />
<br />
家の階段から落ちました。<br />
それも一番上から。<br />
幸い、家の階段は下まで直下ではなく、途中で２回ほど曲がっているので、<br />
２回目の曲がりまででなんとか止めましたので、下まで、ということにはなりませんでした。<br />
<br />
２回の曲がりというのは、こういうときはいいのですが、<br />
上から２段目の階段から、曲がる準備段階に入っているので、<br />
片側がえらく狭くなってます。<br />
狭い方は足を乗せることができないほど狭い。<br />
広い方に足を乗せれば何てことはないのですが、この日は違っていた。<br />
<br />
幸湖さんが虹の橋を渡ってから、主人はずっと片付け&amp;掃除をしてました。<br />
幸湖さんが使っていた場所が、粗方綺麗になったので、<br />
次は２階の、フィギュアの倉庫のようになっていた部屋に移りました。<br />
<br />
今は主人は本当に気に入った子だけをほんの少し、私はほとんどお迎えしません。<br />
私は更に、SDや１／６ドールをお迎えしておりましたが、こちらも今は全然。<br />
昔のSDで、お迎えしたい子は何人かおりますが、もう無理だろうな。<br />
中古でも売ってないだろうし、売ってたとしてもすんごい額になっていて・・<br />
<br />
ともかく、もう飾らないよね、というフィギュアを、主人と相談の上廊下に出しました。<br />
後で、お嫁にもらっていただく方を探すという目的で、仕分けしました。<br />
これが良くなかった。<br />
階段の広い方の出だしが、この子達で埋まっていて、<br />
起きたばかりの私は何も考えず、一歩を踏み出しました。<br />
実は前の日も、一段落ちたんだよね。<br />
狭い所に足を沿わせて降りないといけないところを、<br />
普通に真っ直ぐ足を出しました。<br />
まあ、落ちるわな。<br />
<br />
途中、ちゃんと手と足で落下を防止しましたが、<br />
足が更に滑ったんだよね。スリッパ履いてたしね。<br />
２曲がり目に到達する前に、落下は停止しましたが、<br />
腰打ってすごいあざができて、左腕擦りむいて、踏ん張ったせいで足首とすねが筋肉痛で、<br />
昨日は、やたら体が怠くて、早々寝てしまいました。<br />
今日になったら、腕も筋肉痛(^0^;)<br />
<br />
左腕の擦り傷なんですが、ぺろーっと剥けているわりには、<br />
出血は一切無く、綺麗に同じ枚数が剥がれた感じ。<br />
昨日は鳥が羽を広げて飛んでる形だったのですが、<br />
今日になったら、ドラゴンの頭みたいになってる。<br />
主人に、<br />
「なんかさ、かっこいいよね。」<br />
と、注に描バリに見せたら、かなり呆れられました。<br />
<br />
私が落下したときに、主人は既に起きていて、<br />
すごい勢いで飛んで来ましたよ。<br />
主人が来たときには、もう落下は自力で封印した後でしたが。<br />
「ああ～　やると思ったんだよ！<br />
思ってたなら、片付けておけよ！俺！」<br />
と自分に怒りながら、娘達を片付けてました。<br />
申し訳ない(^_^;<br />
<br />
家の階段を派手に落ちたのは、これで３回目かな。<br />
幸湖さんが階段の下にいるときに落ちて、あの子は、脱兎の如く逃げたですよ。<br />
まあ、いい思い出です。（ホントか？）<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
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    <category>日々のこと</category>
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    <pubDate>Tue, 30 Jul 2024 05:42:08 GMT</pubDate>
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    <item>
    <title>母の死</title>
    <description>
    <![CDATA[幸湖さんに続くように、母が逝った。<br />
４月２日のことだった。<br />
<br />
職場で、4月から服装に規定が適用されて、黒のズボンとサンダルを買いに行った日のことだ。<br />
帰って来ると、ポストにケアマネさんからのメッセージが入っていた。<br />
このとき、父との関係は最悪だった。<br />
かなり気を遣ってくださったのだろう。<br />
すぐに電話をすると、<br />
「今日、お母さんが入院するから、病院まで付き添って欲しい。」<br />
と、言われた。<br />
<br />
母は、8年位前から認知症を患っていた。<br />
物忘れがかなりひどくなってはいたが、人の顔がわからなくなるほどではなかった。<br />
<br />
認知症の始まりに気が付いたのは、母が私を途中まで送ってくれたときのことだった。<br />
麓まで続く階段の上で、<br />
「お母さん、ここでいいよ。」<br />
と、手を振った。辺りは薄暗くなっていたので、そう言って母を帰したのだが。<br />
母は、自分の家がわからなくなってしまったそうだ。<br />
家を通り越して、かなり先まで行ってしまったと。<br />
本人は、<br />
「引っ越して来たばかりだったし、暗くなってたから、よくわからなくなっちゃって。」<br />
と、言った。本人も、自分が認知症だなどと信じたくなかったのだろう。<br />
<br />
　母を説得して認知症のことも診ている脳神経科に連れて行った。<br />
医師は、認知症だとはっきりは言わなかったが、あのときそういう診断がついていたのだと思う。<br />
血圧やコレステロールの薬と一緒に、認知症の症状を進まないようにする薬がでていた。<br />
ただ。母はちゃんと服用していなかったようだ。<br />
父は、誰かの面倒をみられる人じゃ無かった。<br />
自分が薬を飲むときに、一緒に母の分も出してやって、水を用意すれば済むことを<br />
一切やらなかった。<br />
母の認知症の症状は、徐々にだが進んでいったようだ。<br />
<br />
近頃になって、主人が言った。<br />
「（亡くなる寸前は）お母さん、お茶が淹れられなくなってたもんね。」<br />
そうなんだ。と思った。<br />
料理が全然できなくなっていたのは、知っていた。<br />
暮れに実家に行くと、必ず年越しそばがでるのだが、最後は主人が作っていた。<br />
数年前から、ぬるいおそばがでてきたりしていたので、<br />
お母さん、症状が進んだな、とは思っていた。<br />
そのうちコロナになって、実家には行かないことにした。<br />
うちは、二人とも医療関係の職に就いているため、<br />
コロナに罹る可能性は、一般の人より高い。<br />
それを幾度説明しても、父はなぜ自分がこんなに大変なのに、<br />
「俺だけがこんな女のために嫌な思いをして、苦労しなくちゃいけないんだ。」<br />
と、怒りを露わにする。<br />
それでも、自分から行動を起こすことは一切無かったので、喧嘩になった。<br />
<br />
母には申し訳なかったと思うが、あのときは本当に父と顔を合わせたくなかった。<br />
<br />
母が逝ってしまった今、父はあの頃のことは嘘のようにおだやかな人になっている。<br />
「お父さん、しっかりしてよ。私の実の親はもうお父さんしかいないんだからね。」<br />
と、母が亡くなってすぐのとき、弱気になっている父に言った。<br />
「うん。わかった。」<br />
と頷く父が、一回り小さく見えた。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
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    <category>日々のこと</category>
    <link>https://mukashibiyori.blog.shinobi.jp/%E6%97%A5%E3%80%85%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A8/%E6%AF%8D%E3%81%AE%E6%AD%BB</link>
    <pubDate>Wed, 24 Jul 2024 07:57:44 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>虹の橋</title>
    <description>
    <![CDATA[悲しいことは沢山ある。<br />
つらいことは、山ほどある。<br />
<br />
１４日に、コーギー幸湖さんが逝った。<br />
３年と８ヶ月の闘病の末に。<br />
最期の１年半は、寝たきりだった。<br />
寝返りもうてなかった。<br />
時々、向きをかえてあげていた。<br />
<br />
わんわん！と、もう吠えることもできなかったから、<br />
掠れた声で、わふっわふっと鳴いて、<br />
水が飲みたい、おしっこがしたい、としらせてくれた。<br />
濡れてもいいシートの上に寝かせていたので、<br />
「おしっこがしたかったら、しても大丈夫だからね。」<br />
と教えたが、<br />
トイレまで連れて行かないと、絶対にしなかった。<br />
掠れた声で、おしっこがしたいと鳴く。<br />
<br />
１４日の朝、いつものように、幸湖さんは、毛布から顔を出して、<br />
大きな目を開いていた。<br />
主人が、幸湖さんをトイレに連れて行き、<br />
水を飲ませ、おしっこをさせたとき、<br />
泡を吹いて、えづきだした。<br />
横にして、体を擦っても治まらなかった。<br />
いつもは体を擦って、安静にしていると治まるのだが、<br />
そのときは違った。<br />
えづきが止まらなかった。<br />
<br />
幸湖さんがいつも寝ている絨毯と毛布を２枚重ねた寝床に戻した。<br />
黒目が上に上がりかけていて、心臓の鼓動も弱く不規則だった。<br />
前足を握ると、冷たくなっていた。<br />
慌てて、添い寝をして、心臓の上をマッサージした。<br />
しばらく続けていると、上に向いた黒目が正面に戻って来て、<br />
前足もすごく温かくなり、心臓の鼓動も強くなったので、<br />
大丈夫だと思い、少し目を離した。<br />
<br />
幸湖さんは、逝ってしまった。<br />
<br />
体も足も、まだとても温かかった。<br />
<br />
目が重くなって、鼻の奥が痛くなるまで、泣いた。<br />
<br />
幸湖さんの遺体が無くなって、まだお寺から帰ってこないとき、<br />
幸湖さんが寝ていたままになっていた布団の上で、<br />
初めて声を出して泣いた。<br />
つらかった。<br />
悲しかった。<br />
心が潰されるようだった。<br />
<br />
もう何年も散歩にもいけない<br />
もう何年も寝たきり<br />
こんなに苦しいことはないだろうと、思っていた。<br />
それならいっそ、この体から離れてしまった方が、<br />
幸湖さんにとって、いいのじゃないかと、思っていた。<br />
<br />
今、その通りになった。<br />
自由に駆け回れるようになった。<br />
それを喜んであげなければいけないのに、<br />
私は、声をあげて泣いていた。<br />
幸湖さんが、いなくなってしまった悲しさに。<br />
<br />
<br />
主人は、思ったより、私が冷静なことに安心したと言う。<br />
それはその通りだが、その通りではない。<br />
<br />
例えば、空をとんでいて、<br />
雲の上ぎりぎりを飛んでいる。<br />
幸湖さんのことを思い出しても、<br />
写真を見ても、<br />
誰かに、幸湖さんの死を告げたとしても、<br />
幸湖さんに似た子の動画を観たとしても、<br />
悲しくなったり、泣いたりすることはない。<br />
<br />
けれど、<br />
高度が少し下がって、下の雲に触れた途端、<br />
涙がとまらなくなる。<br />
それがどういうタイミングなのかは、全くわからない。<br />
<br />
悲しいことは、沢山ある。<br />
つらいことは、山ほどある。<br />
<br />
昔、心が壊れそうになるくらい、つらいことがあった。<br />
幸湖さんがいなくなったことは、それ以上につらいと思うのに、<br />
まだ大丈夫だと思える。<br />
<br />
幸湖さんの気配は、感じない。<br />
幸湖さんが死んだ日の夜、頭の右上に、何かが乗っているような感覚があったけど。<br />
でも、もう虹の橋を渡ったね。<br />
今度は、何になって生まれてくるのだろう。<br />
<br />
さっちゃん、家族になってくれて、ありがとうね。<br />
<br />
<br />
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    <category>日々のこと</category>
    <link>https://mukashibiyori.blog.shinobi.jp/%E6%97%A5%E3%80%85%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A8/%E8%99%B9%E3%81%AE%E6%A9%8B</link>
    <pubDate>Wed, 24 Jan 2024 04:07:20 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">mukashibiyori.blog.shinobi.jp://entry/67</guid>
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